viagogoの返金の経緯について

クレジット会社や担当者によってケースバイケースであることが多いようなので、こうすればうまくいく!というものでは無いです。あくまで私の経緯ですので、参考程度に読んでください。分からない部分等に関してはTwitterでDMいただければお答えします(@yukigo34)。お気軽にどうぞ!

イベント開催後の返金について

前までの項目ではあくまでイベント開催前までにキャンセルを行うための動きを書いてきました。

 

当日会場で入れなかった時の体験ってあまり目にしないなあと私も思っていましたが、今回DM下さった方にまさにその体験をなさった方がいらっしゃったので書いていきたいと思います。

 

N様、S様、掲載許可いただきありがとうございます!

 

N様の開催後返金の経緯------------------------------

 

以下の経緯でのやりとりは全てメッセージフォームから行って、電話はなさっていないそうです。

 

この方のチケットは、名前が記載されているタイプのチケットでした。

当然viagogoから届いたチケットは転売のものなので記載されている名前は本人のものではありません。

クレジットカード会社や消費者センターとも相談し、支払い保留の手続きをとり(チャージバックは開催前の時点では適用されなかったとのこと)、「名前が違うから入れないよ」という事を当日までに何度もviagogoに訴えてきましたが、「黙って入れば分からない」と言われてキャンセルしないの一点張りでした。

 

当日の状況としては通常はない本人確認がランダムに行われ、名義が違う事で転売チケットだと見なされてチケット自体も没収されてしまい、入場不可と記した証明書ももらえなかったそうです。

また当日券も完売しており入ることができなくて、その場でその旨をviagogoへメッセージで送信。

その日の夜になっても音沙汰なかったため再度メッセージを送ったところ、翌日の朝viagogoから全額返金をしますと連絡があったそうです。

特に証明書等の提示を求められると言ったことも無く、すんなりキャンセルに応じたというところが印象的でした。

そして数日後には保留にしていた支払いごとしっかりキャンセルになっていたということです。

 

S様の開催後返金の経緯--------------------------------

 

S様も開催前から何度もviagogoにキャンセルを求めるやりとりをしており、消費者センターへもご相談され、クレジットカード会社へ書類を提出するも申請が通らず、引き落としがされてしまいました。

引き落とし後も諦めずにviagogoへ連絡し続けたものの、開催日約1カ月半前から全く連絡がつかなくなってしまったそうです。

 

その後相変わらず返信はなく、チケット発送通知だけがメッセージで届き、自宅にチケットが郵送で到着しました。

 

当日を迎え会場に出向き、入場時にスタッフにこのチケットで入場可能か尋ねると「入場することは可能ですがどうしますか?」と言われました。(ちなみに「入場するとデータが登録される」と担当者が仰ったそうです)

S様は公式サイトが転売チケットを禁止している事から入場しませんでした。

開演時間を迎え「当日券も売り切れており、転売チケットでの入場は禁止されていたので入れなかった。」と送るも返信がなかったそうです。

約1週間経った頃、viagogoから「入場できなかった詳細を教えてください。その内容について調査します。」という内容のメッセージが届き返信すると、しばらくしてから返金しますというメッセージが届いたということでした。

 

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ここで大切なのが入場時に係員の方とどのようなやり取りがあったにせよ「viagogoで買ったチケットだと自分から申し出たら入場出来なかった」と言わないことです。

開催前の交渉時に、「名義が違っていても黙って入ればまず転売チケットと分からない。自分から転売チケットだと申し出るような行為があれば返金対象にはならない」と言われる方が多いです。

その為、viagogoで購入したと自分から申し出た事を伝えてしまうと恐らく返金されません。

開催後の交渉時には伝え方に十分注意してください。

 

しかし開催前の交渉ではあれだけキャンセル不可で話も一方通行にしかならないviagogoが、開催時のトラブルへの対応はとても誠実なのだなあと思いました。

 

そういった意味では、「キャンセル不可、何らかの理由で入場できなかった場合は保証」という規約通りにviagogoは運営しているといえるのでしょうか。

 

開催前の交渉で上手くいかなかった人は、ラストチャンスで開催当日の交渉にかけてみるのも大いにありだと思いました。

抗弁書?経緯書?チャージバック?

  クレジット会社へ送る書類について調べていると、色々な名前を目になさると思います

疑問もたくさんありますよね

 

抗弁書ってなに?

経緯書ってなに?

異議申し立て書ってなに?

チャージバックってなに?

 

私もよく分かっていませんが…💧

(記載した情報が間違ってたら教えて下さい)

  ご自身でクレジット会社へお電話なさる場合も必ず担当者様に確認してから申請手続きを行ってください

 

  Twitterで同じようにチケットを購入してしまった方に情報提供していただいたので簡単にまとめてみました。

 

まず抗弁書ってなに?からです

 

 

--------以下貼り付け---------

 

支払停止の抗弁権、条件


次のような問題があるときに、クレジットカード会社に支払停止の抗弁を申し出ることが出来る。

○商品が見本やカタログ等と違っている

○商品が引き渡されない、サービスの提供がない、または遅延している

○商品やサービスに欠点や欠陥などがある

○商品やサービスの販売条件となっているサービスの履行がない

○脅迫・強要や詐欺の場合

○勘違いなどによる意思表示の場合


【⠀但し、以下に該当する場合には、支払停止の抗弁権の対象外となるので注意が必要だ⠀】

A. 支払期間が2月未満の取引
B. 割賦販売法の適用除外となる権利の契約
C. 商品やサービスの購入が、購入者にとって商行為になる
D. 4万円未満(リボ払いの場合は、現金価格が3万8千円未満)

対象外となる条件で注意したいのが「A. 支払期間が2月未満」である。この条件に合致するクレジットカードの支払いは「翌月一括払い」のみである。つまり、「翌月一回払い」で払うと支払停止の抗弁を申し出ることができないのだ。また、リボ(リボルビング)払いでは3万8千円未満、それ以外の支払いでは4万円未満の場合も、支払停止の抗弁を申し出ることができないので気を付けたい。

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  とありますように、よく聞く「抗弁書」というものは、割賦販売法に定められている条件に当てはまり抗弁権を持つ人が使うことができます。

 

分割払いやリボ払い以外の方には抗弁権がありません。

 

じゃあどうしたらいいの?

 

ここで「チャージバック」という言葉が出てきます

 

--------以下貼り付け-------

 

「チャージバック」とは、クレジットカードを保有するお客様が不正使用などの理由により利用代金の支払に同意しない場合に、クレジットカード会社がその代金の売上を取消しすることです。

その結果、販売元である加盟店様はクレジットカード会社に利用代金を返金しなければならず、さらに商品も戻ることはないため、損害が発生します。
購入するお客様にとっては安心できるルールですが、事業者様にとっては痛手となるため、多くの店舗でビジネス運用費用の中にチャージバックによる損失分も想定して計上しています。

 

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  とありますように、「チャージバック」というものは特に法律で定められている訳ではなく、国際ブランドのクレジット会社間での取り決めという感じです。

 

  私を含めて「キャンセル成功した!」「返金してもらった!」という人達の中にもチャージバックの制度を利用した人もいらっしゃるのかなあと思います。

 

更にこんなふうにも書いてあります

 

 

--------以下貼り付け-------

 

チャージバックが頻繁に行われるようになり、加盟店の1ヶ月の売上全体に占めるチャージバック率が一定の金額を超えた場合、加盟店資格を剥奪されるか、数千万円単位に補償金を取引銀行に預けなければならなくなるため、決済代行会社(加盟店)としては、チャージバックをされる前にカード売上を取り消す(赤伝処理「リファンド」)措置を講じる場合が多いです。

このため、販売会社、決済代行会社、クレジットカード会社にはその提携関係上、力関係が存在していることから、チャージバックの援用を効果的なものにするためには、3社全てに対し、販売会社が如何に違法な行為を行ったか等を法的根拠を踏まえて主張する必要があります。

又、チャージバックには一定の期間が設けられているので、クレジットカードを利用した契約の成立過程に問題がある場合や、その契約により受領した商品やサービスに問題がある場合、又、カードの利用明細に身に覚えのない請求があった場合には、可及的速やかに、クレジットカード会社に対しチャージバックの援用を行う必要があります。

 

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  チャージバックされることがあまりにも多いと加盟店から外されてしまうようです。

なので通常はチャージバック申請が来てから加盟店(私たちの場合はviagogo)は取引の正当性を主張してクレジット会社とやりとりするはずが、チャージバックの申請が加盟店へ上がる前に売上の取り消しする場合もある。

というのが印象的です。

 

 ですので、とりあえず支払い保留をしてもらえるようにクレジット会社に交渉しましょう。支払いが止まればチャージバックを起こされる前にviagogo側がキャンセルを承認するかもしれません。

 

  抗弁やチャージバックの申請をするには、購入するまでの経緯や自分で交渉してみた経過をまとめた書類を送ることが多いようです。

私は消費者センターで用意してもらったA4の横書きの紙に描きましたが、電話するとクレジット会社が書式を送ってくれるようです。

 

この経過をまとめて理由を述べて「この取引を解約させてください」ってまとめたものを経緯書とか異議申し立て書とか呼ぶようです。

 

更にviagogo特有の焦らせるサイト作り等が分かるスクリーンショット、公式サイトが転売行為禁止と記載しているスクリーンショット、自分とviagogoのやりとりのスクリーンショットなどの証拠を添付書類として同封します。

 

消費者センターの方の協力が得られれば、どの証拠が有利に働くのか取捨選択してもらえますので、とにかくたくさん用意しましょう。

 

その資料を使用してクレジット会社がviagogoに対して交渉を行っていくというような動きです。

 

  私のつたない説明で1ミリでも皆さんに伝わったか心配なところではありますが以上です。

 

いっぱい引用もして聞きなれない言葉や詳細も載せましたが、ざっくり以下の2点です。

 

☆クレジットカードでふた月を跨ぐ支払い方法の場合は抗弁権が発生し、抗弁書を作成することができる。

☆一括払いの場合でもチャージバックを申請することができて(あくまでクレジット会社の判断です)、その際に経緯をまとめた書類の作成をすることができる(経緯書、異議申し立て書)。

 

ですがここでもほんとにケースバイケースで、一括払いだったけど抗弁書作ったよって人もいました。

抗弁が上手く通らなかったら、チャージバックの交渉に切り替えるって言われましたという人もいました。

電話だけでなんとかなったよって人もいました(かなり特例だと思います)。

あと、未成年の方なんかは受け付けてもらえる確率が高いようです。

 

どのページでも書きますが各クレジット会社や各担当者によってケースが様々です。

 

電話して経緯を説明して、抗弁かチャージバックの申請をしたいとストレートに伝えるのがいいのかもしれませんね。

 

まごまごしている私たちに、「これこれこういう制度があって、こうすると使えて交渉する期間はこれくらいだけどどうする?」って言ってくれるほど世間は優しくないようです。

 

ある程度調べてきたんだよ、戦いたいんだよ、協力して欲しいんだよって気持ちが上手く伝わるといいな😓

 

諦めずに挫けずに何度かトライしてみましょう!

 

 

 

 

viagogoの連絡先

  電話番号は0345787966ですが、音声案内の後に開催が遠いものに関してはオペレーターに繋いでもらえず切られてしまいます。(中には昼時にかけたらそのまま繋いでもらえたという方もいらっしゃるようです)

そのため、基本的にメール(チャット形式)での問合せになります。

  フォームを見つけられない方もいらっしゃるので以下ご覧になってください。

 

マイアカウント

⇒購入履歴

⇒次からお選びくださいの「まだチケットを受け取っていない」

⇒「お支払い&キャンセルに関するご質問」

⇒下までスクロールして「お客様の質問に回答することが出来ましたでしょうか?」の文章の下にある「いいえ」

⇒入力フォームが出てきます。言語を日本語にして送信してください。

 

送信すると受付メールが来て、その後返信メールが来ます。

的外れな回答が多いですが…。

1度フォームを利用するとチャット形式のやりとりが始められるようです。

  何度かやりとりすると、突然電話がかかってくる場合が多いです。

できれば録音でるとよろしいかと思います。

CCJからの返信

  越境消費者センターへメールで相談した際の返信メールです。

  こちらへはメールかFAXで相談をすることができます。

要約すると、「ネット上のチケット購入はクーリングオフが効かないよ。viagogoがダメって言ってるから難しいかもしれないけど、クレジット会社に掛け合ってみて!不安があったら最寄りの消費者センターに相談してみるといいかもよ!」って感じですかね?

 

  直接は力にはなってくれないけど、「CCJに相談したらこのような返答が来たので相談に来ました。クレジット会社へ連絡する手助けをしてください。」って消費者センターに言いやすくはなるのかなあと思います。

 

以下はコピペです。

 

 

 

国民生活センター越境消費者センターです。
ご相談の内容を拝見しました。

1.本件サイトのお取引について
1)本件サイトの仕組みについて
一般的にインターネットを利用されて契約をした場合、クーリング・オフの適用がなく、キャンセルや返金等については原則事業者の利用規約に従うことになります。

当センターでサイトを確認しましたところ、viagogo(以下事業者)はチケット売買サイトとなっており、事業者を通じたチケットの売買は利用規約に同意した上で行われる仕組みとなっています。
このため、ご相談者様の契約は原則利用規約の内容に基づくこととなります。

https://www.viagogo.jp/
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利用規約

1.1 はじめに: viagogoのオンライン・チケット売買サイト(以下「本サイト」といいます。)へようこそ。本利用規約(本利用規約内で言及されている書面を含み、以下「本規約」といいます。)は、チケットの売買 および弊社が提供するその他のサービス(以下「本サービス」といいます。)のための、利用者様およびviagogo AG(以下「viagogo」または「弊社」といいます。)間の合意事項を列挙しています。利用者様は、弊社の本サイトをご利用になることで、本規約に合意したとみなされます。
----------------------
1.2 チケット売買: viagogoは、チケットの購入を希望する会員(以下「買主様」といいます。)が、チケットの売却を希望する会員(以下「売主様」といいます。)を探すことを可能とするサービスです。viagogoは、対象となるチケットに対する権利を取得せず、実際の取引は、買主様と売主様間のみの契約となります。このため、買主様および売主様は、買主様と売主様間の契約の成立に対する責任のみを負うこととなり、viagogoは、viagogoの保証(第1.3項をご参照ください。)に基づき、買主様と売主様間の契約の成立を支援するための最善の努力をするものとします。

2)サイト上で確認できるキャンセルのルールについて
キャンセルをされたいとのことですが、当センターにてサイトのQ&Aを確認したところ、キャンセルについては下記の記載がございました。

https://www.viagogo.jp/Help/Buyer/19

サイトのQ&A
---------------------
購入のキャンセルは出来ますか?
チケットはご購入された時点で確定的となるため、キャンセルや変更はできません。
---------------------

2.購入したチケットが転売禁止のチケットであった場合について
購入をされたチケットのイベントの興行主のサイト(公式サイト等)の利用規約などをご確認いただき、転売をされたチケットでは、当該イベント会場に入場ができない旨の記載がある場合には、viagogoの利用規約上の「会場で使用できないチケット」に該当するとして、事業者に対し報告し、払い戻し申請をしてはいかがでしょうか。
(なお、興行主のサイト等で、転売が禁じられている旨が公表されている場合には、「相談者様自身もそれを知った上で、今回の契約をされている」との反論がviagogoよりなされる可能性があることを予めご承知おきください。)
===================
2.16 viagogoによる保証に基づく申請: 利用者様が注文したチケットではないチケットまたは無効であり会場で使用できないチケットを受領した場合、「弊社にご連絡」いただき、かかる問題についてご報告いただくことを強くおすすめします。かかる問題は、チケットを受領後14日以内にご報告いただく必要があります。14日以内にご報告いただかなかった場合には、viagogoによる保証の対象外となります。また、イベント当日にチケットに関する問題が生じた場合は、利用者様は問題発生後48時間以内に問題を報告していただく必要があります。特定の状況下では、払戻申請のため、利用者様に「苦情申請フォーム」をご記入いただき、追加の情報をご提供いただく場合があります。払戻しの申請を行うためには、当該フォームを受領後5営業日以内にviagogoへご返送いただく必要があります。(略)
===================
https://www.viagogo.jp/ 下部「利用規約」)

3.viagogoの連絡先について
パソコンの場合:トップページの下部左端の「viagogoとの連絡方法…」をクリック
スマートフォン等の場合: トップページの右端のメニューのアイコンをタップし「お問い合わせ」をタップする。次のページの下部の「viagogoとの連絡方法が知りたいです」をタップ

いずれもマイアカウント等ご自身のアカウントからログインされる仕組みとなっているようです。

相談者様のアカウントよりviagogoへ日本語でお問い合わせをされるようにお願いいたします。viagogoへのお問い合わせは、日本語でも可能ですが、自動翻訳を利用している可能性があるため、できるだけシンプルな日本語でお尋ねになるのがよいかと存じます。また、送信前に画面キャプチャを撮り、送信記録として保管されることをお勧めいたします。

4.クレジットカード会社へのご相談について
上記の2.の場合で、viagogoとやりとりをしても解決ができない場合や、返信がない場合には、その旨をクレジットカード会社にお伝えになり、カード会社の独自の判断で何らかの対応ができないかご相談されるのも一案です。
返金等に向けた対応を行うかどうかは、カード会社の判断となります。
カード会社にご相談をされる際には、経緯を十分に説明し、客観的な資料を提出することが大切です。

カード会社にご連絡をすることにご不安をお感じの場合は、最寄りの消費生活センターにご相談いただき、どのようにお話合いを行うのがよいか、アドバイスを得てから、カード会社へ連絡することも一案です。

全国の消費生活センター
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html


ご希望にそった回答とならず恐縮ですが、上記、少しでも参考となれば幸いです。

皆さんのお話を聞いて

  皆さんからTwitter経由でDMいただいて、何名かの方が同じような質問や、消費者センターの人の対応の傾向など…何名か同じような行き詰まり方をなさっていたので載せておきます。

  ※④に関しては質問されたことは無いけど、ちょっと心配だなあと思う部分です。

  中には警察に相談なさったり、弁護士に依頼するといった方もいらっしゃいましたので、私の経緯がviagogoへキャンセルを求める手立ての全てではありません。

  また質問の内容が重複してきたかな?と思ったら追記するようにしていきます。

 

①できれば消費者センターの方と直接話す

⇒電話よりも出向いてお話された方の方が対応が良い印象です。

 

②良い担当者様にあたるまで粘る

⇒市の消費者センターへ電話もしくは出向いて対応が悪かったら、県の消費者センターへかけてみるのも良いと思います。

当然逆もありです。

同じ消費者センター内でも担当者様によって温度差がありますので、「この人冷たい」と思ったら日を改めるのもありです。

毎日出勤なさってるようではないので(また後日相談にきたいのでいらっしゃる日を教えて下さいと言うと教えてくれました)、合わないと思った担当者様の休みを狙って相談しへ行き、その方以外に対応してもらうのもよろしいかと思います。

クレジット会社のコールセンターでも同じことが言えます。

電話に出る方によって、協力的な方とそうでない方がいらっしゃいます。

1度断られてもめげずに頑張ってなんとか支払い保留になった方もいらっしゃいました。

 

③受け取り拒否、口座を空にするのは危険かも

⇒電話であちこちとやり取りしている間にチケットが発送されてしまい焦る方もいらっしゃいます。私もそうでした。

私はクレジット会社の方が返金交渉に入った後だったためどうしたら良いかとクレジット会社の担当者様に指示を仰いだところ「受け取ると取引成立になってしまうから受け取り拒否して下さい」と言われました。

自分の動きを消費者センターの担当者様へ報告する事になっていたためその旨を伝えると、「今回は返金交渉に入った後であり更にクレジット会社からの指示だから良いけど、自分の判断で受け取り拒否すると逆に自分に過失が生じる可能性がある」と仰っていました。

  受け取り拒否よりもやんわりと受け取らないことが出来る「受け取り保留」も配達業者さんにお願いすると出来るようです。不在にしとけば受け取らなくて済むと思っていても家族の方が受け取ってしまったケースも聞きましたので、心配な方は保留のお願いをするとよろしいかと思います。

 

  引き落としが嫌だからとりあえず口座を空にするのも、viagogoとクレジット会社両方に不利益をもたらすため良くないようです。

 

④入場出来なかった為の返金を申し出る場合の必要事項

  予めviagogoに入場できなかった場合どのような証明が必要なのか確認しておいた方が良いのかと思いました。

ネット上の情報が錯綜していて「会場で入場不可だよと言った担当者の名前が必要」「何もいらない」「書類が必要」などと様々です。

メールだと的はずれな回答が来るため難しいのかと思いますが、チャンスとしては最初の交渉時に何度かメールを送るとviagogoから電話がかかってくる場合が多いのでその時にまとめて聞いたら良いのかなあと思います。

昼頃何度か電話をかけたら繋がったよ!という方もいらっしゃるようですが、大多数の方は音声案内でそのまま弾かれてしまうようですので…。

録音できるといいですよね。

 

 

⑤支払いの抗弁か、チャージバックしてもらいたいとはっきり伝える

  ここが難しいところではありますが、素直に経緯の説明だけしてもなかなか先に進まない方がいらっしゃいました。

1度断られたけど諦めずにお願いをして、自分から書類を送ってほしいと言ったら抗弁書を送ってもらえた方もいらっしゃいました。

あまり強気にでるのは良くないことですが、冷静に落ち着いてこういう経緯だからこうしたい(抗弁かチャージバック)ので書類を送って貰えますか?とストレートに言う方が良い場合もあるのかもしれません。

 

⑥粘り勝ちした人もいる……!!

  Twitterで同じようにviagogoと戦っている方のツイートを見ていると

「viagogoの担当者をはったりもあったけど脅してやったら返金してもらえた」

みたいなツイートもありました。

すごい。笑

この方は消費者センターやクレジット会社があまり協力的でなかったようで、ご自分の交渉力のみでキャンセルを勝ち取っていらっしゃいました。

メンタル弱めな私には無理だけど、粘り勝ちもありだな…!!!と思いました。

ほんとにケースバイケースなんですね。

必要なのかなと思った事

  絶対必要とか、これをやれば大丈夫!ってものでは無いです。

あくまで私が「これをやっておいたからスムーズだったな」とか「もっとこうしたら更にスムーズだったかな」と思った事です。

 

①消費者センターへ行く前に自分でviagogoと交渉した実績を作る

⇒メールしても電話しても絶対返金及びキャンセルは不可と言われますが、「自分なりに手を尽くしたがこれ以上個人では手立てが無い」と協力を仰ぐためなので構いません。

自分で何とかしようとした、粘ってみたけどダメだったと言えるようメール及び電話をします。

メール(チャット形式のものが多いです)の場合必ずスクリーンショットをとります。

電話の場合できたら録音したらいいのかなあと思います。

 

 

②相談の際に「相場より高く買ってしまった」と伝えるよりは「転売サイトと気付かず購入してしまった」と伝える

 ⇒「公式サイトには転売行為は禁止と記載があるため(記載があるか確認して下さい)当日入場出来るか不安であり、入場できないチケットでは意味をなさない。」と伝えた方がいいかもしれません。(あくまで私の考えです)

⇒「相場より高い」というと、金額は事前に確認するページがあったので、了承して買ったんでしょう?と言われてしまいます。

ですので「カウントダウンや焦らせる表記があり、ゆっくり利用規約が読めないような作りになっていたため、転売サイトだと気付かなかった」と訴える方が良いのかもしれません。

※あくまで協力していただく立場なので、高圧的にならない方が良いようです。

クレジット会社へ強く出て、消費者センターの方に注意された方もいらっしゃるようなので…。

やはり皆さん人間ですし、勘違いとはいえ購入した自分(私を含みます)のミスですのでお願いする立場だと自覚してお話する方が良いです。

 

 

③購入画面、viagogoとのやり取り、公式サイトの【⠀転売行為禁止  】の記載等全てスクリーンショットしておく

⇒経緯書に書類添付するため必要です

  私も初めて知りましたが分割払いやリボ払いの場合、消費者には抗弁権というものがあり抗弁書を提出することで支払いを保留できる場合があるようです。

私は一括払いでしたので抗弁書を提出することはできませんでしたが、消費者センターの方がクレジット会社の方へ「特例として抗弁書を提出させてもらえないか、対象にはならないが一応提出してもいいか」と電話で言ってくださったところ、経緯書というものを提出することになりました。

経緯書に購入からの流れを全て記して、返金して欲しい理由を書き、スクリーンショットしたものと一緒に簡易書留で郵送しました。

いざ作ろうとした時に1から証拠集めするのは骨が折れます( ˊᵕˋ ;)💦

ご相談の前にある程度集めておくと、焦らないしスムーズだと思います。

私の購入時の経緯

まず大前提として、キャンセルや返金が可能なのはクレジットカードでの支払いであることです。

例えばデビットや電子マネーなどの即決済されるものに関しては難しいと言われました。

私の経緯も決済はクレジットカードで行っています。

ご了承の上ご覧下さい。

 

箇条書きかなり多いです。

見にくくてすみません。

こんなの全然やったことなくて不慣れです😓

 

 viagogoにて購入した翌日に転売サイトだと気付き、お問い合わせフォームよりメールでviagogoへキャンセル依頼をすると…

⇒返金不可ですと断られる

⇒諦めず公式サイトの転売行為は禁止の表示などのスクショを送って何度かやりとり

⇒電話がかかってくる

⇒カタコトの外国人からで、質問に対して回答が的外れであり最後は一方的に切られてしまう

⇒その後掛け直しても繋がらない。

 

viagogoとのやり取り後、困り果ててしまいましたが短縮ダイヤル188にかけて国の国民生活センターへ電話

国民生活センターから紹介されてCCJ(越境消費者センター)へメール(メールかFAXのみの対応で返信は四日後位でした)

⇒市の消費者センターの順で相談

私の場合は市の消費者センターの方が1番親身に手助けをしてくださいました。

 

  そこでは消費者センターの担当者様がクレジット会社へ電話して下さいました。

電話の内容はざっくりとした経緯の説明と、クレジット会社への協力のお願いでした。

 

その後消費者センターの担当者様が私から時系列を聞き取り、不利な情報は省き有利な情報を記載出来るように実際にサイトを一緒に見ながら、経緯書の作成をしてくださいました。(レポート用紙のような横書きのA4用紙2枚分書きました)

 

消費者センターの担当者様とクレジット会社の担当者様間の電話の中では、本人確認のため私も一度電話を代わり簡単に経緯も説明しました。

その後また消費者センターの方へ電話を代わり、クレジット会社の海外トラブルを担当する部署へ繋いでいただき、しばらくやりとりをなさってました。

電話のやり取りは9割消費者センターの担当者様が請け負って下さいました。

 

このように消費者センターの担当者様がクレジット会社へ取り次いでくださることを「斡旋」というようです(私が初めて知ったことだったので一応載せておきます)。

 

  クレジット会社との電話が終わったら、控えておいたviagogoの電話番号へ消費者センターの方からも電話をしてもらい、繋がらないことを確認していただきました。

 

  その後3時間ほどかけて作った経緯書をその日中に簡易書留でクレジット会社へ送りました。

封筒の中には経緯書と一緒にviagogoのサイトの焦らせる表示が分かるようなもの、同じようにトラブルを抱えている方のいくつかのケース(チケットが届かなかった、入場拒否されたというようなものを集めました)、公式サイトの転売行為禁止の文言が記載されているところそれぞれのスクリーンショットも印刷して添付しました。

経緯書や添付書類の印刷は全て消費者センターの担当者様がして下さいました。

私が集めた情報を消費者センターのメールアドレスに添付して送り、印刷してくださるような形でした。

 

封筒に入れた書類は消費者センターの担当者様、私、クレジット会社へ提出する分との3部分を全て消費者センターでコピーして下さり、何を送ったが分かるようそれぞれの手元に残るよう配慮して下さいました。

そして、全く同じ文章をお問い合わせフォームからviagogoへ送りました。

 

  後日クレジット会社の担当者様から連絡があり、請求を止めてクレジット会社対viagogoで返金交渉に入ります。

2ヶ月間なにも音沙汰なければ交渉成立だと思ってくださいと連絡があり、その期間が経過。

請求も止めてくださったので、利用明細書にはしっかり同じ金額分がマイナスで記載されていました。