viagogoの返金の経緯について

クレジット会社や担当者によってケースバイケースであることが多いようなので、こうすればうまくいく!というものでは無いです。あくまで私の経緯ですので、参考程度に読んでください。分からない部分等に関してはTwitterでDMいただければお答えします(@yukigo34)。お気軽にどうぞ!

イベント開催後の返金について

前までの項目ではあくまでイベント開催前までにキャンセルを行うための動きを書いてきました。

 

当日会場で入れなかった時の体験ってあまり目にしないなあと私も思っていましたが、今回DM下さった方にまさにその体験をなさった方がいらっしゃったので書いていきたいと思います。

 

N様、S様、掲載許可いただきありがとうございます!

 

N様の開催後返金の経緯------------------------------

 

以下の経緯でのやりとりは全てメッセージフォームから行って、電話はなさっていないそうです。

 

この方のチケットは、名前が記載されているタイプのチケットでした。

当然viagogoから届いたチケットは転売のものなので記載されている名前は本人のものではありません。

クレジットカード会社や消費者センターとも相談し、支払い保留の手続きをとり(チャージバックは開催前の時点では適用されなかったとのこと)、「名前が違うから入れないよ」という事を当日までに何度もviagogoに訴えてきましたが、「黙って入れば分からない」と言われてキャンセルしないの一点張りでした。

 

当日の状況としては通常はない本人確認がランダムに行われ、名義が違う事で転売チケットだと見なされてチケット自体も没収されてしまい、入場不可と記した証明書ももらえなかったそうです。

また当日券も完売しており入ることができなくて、その場でその旨をviagogoへメッセージで送信。

その日の夜になっても音沙汰なかったため再度メッセージを送ったところ、翌日の朝viagogoから全額返金をしますと連絡があったそうです。

特に証明書等の提示を求められると言ったことも無く、すんなりキャンセルに応じたというところが印象的でした。

そして数日後には保留にしていた支払いごとしっかりキャンセルになっていたということです。

 

S様の開催後返金の経緯--------------------------------

 

S様も開催前から何度もviagogoにキャンセルを求めるやりとりをしており、消費者センターへもご相談され、クレジットカード会社へ書類を提出するも申請が通らず、引き落としがされてしまいました。

引き落とし後も諦めずにviagogoへ連絡し続けたものの、開催日約1カ月半前から全く連絡がつかなくなってしまったそうです。

 

その後相変わらず返信はなく、チケット発送通知だけがメッセージで届き、自宅にチケットが郵送で到着しました。

 

当日を迎え会場に出向き、入場時にスタッフにこのチケットで入場可能か尋ねると「入場することは可能ですがどうしますか?」と言われました。(ちなみに「入場するとデータが登録される」と担当者が仰ったそうです)

S様は公式サイトが転売チケットを禁止している事から入場しませんでした。

開演時間を迎え「当日券も売り切れており、転売チケットでの入場は禁止されていたので入れなかった。」と送るも返信がなかったそうです。

約1週間経った頃、viagogoから「入場できなかった詳細を教えてください。その内容について調査します。」という内容のメッセージが届き返信すると、しばらくしてから返金しますというメッセージが届いたということでした。

 

------------------------------------------------

 

ここで大切なのが入場時に係員の方とどのようなやり取りがあったにせよ「viagogoで買ったチケットだと自分から申し出たら入場出来なかった」と言わないことです。

開催前の交渉時に、「名義が違っていても黙って入ればまず転売チケットと分からない。自分から転売チケットだと申し出るような行為があれば返金対象にはならない」と言われる方が多いです。

その為、viagogoで購入したと自分から申し出た事を伝えてしまうと恐らく返金されません。

開催後の交渉時には伝え方に十分注意してください。

 

しかし開催前の交渉ではあれだけキャンセル不可で話も一方通行にしかならないviagogoが、開催時のトラブルへの対応はとても誠実なのだなあと思いました。

 

そういった意味では、「キャンセル不可、何らかの理由で入場できなかった場合は保証」という規約通りにviagogoは運営しているといえるのでしょうか。

 

開催前の交渉で上手くいかなかった人は、ラストチャンスで開催当日の交渉にかけてみるのも大いにありだと思いました。